I/Pトランスデューサーに電気信号がない場合、出力圧力はどうなるのか」という質問を受けることがよくあります。その答えは、I/Pの種類と出力レンジの両方に依存します。この記事では、I/Pの種類と出力範囲について見ていきます。 タイピー500, タイプ 550そして タイプ900 は、ノン・ゼロベース・モデル、ゼロベース・モデルともに

IP変換器の種類

 

上記の2つのユニット（900型と500型）は、起動ばねを介してパイロット室内のダイヤフラムに下向きの力が加わり、供給弁が開いて少量の出力圧が発生するという、類似の原理で動作します。電気式の場合は、この下降力を高める機構が異なるが、いずれもパイロット室には出力側の空気が供給されていることがわかる。つまり、無動力時には、供給側から出力側へある程度の空気が流れていることが予想されます。この空気がなければ、パイロット・チャンバーは供給弁に力を加えることができません。

I/P変換器 動作原理

タイプ900電子式圧力調整器の電源が切れた場合、ピエゾエレクトリックアクチュエーターは弛緩し、パイロットチャンバー内の圧力を調整することを停止します。しかし、起動用スプリングは供給弁に下向きの力を与え続け、少量の空気を通すことになります。この空気の圧力、出力圧力は、1.5PSIになると予想されます。

Type500やType550の電源が切れた場合、フレクシャーは弛緩し、パイロットチャンバー内の圧力を調整しなくなります。これは、磁場に対抗する力を誘発する電流がコイルに流れないためです。このとき、Type900と同様に、起動用スプリングが供給弁を押し下げる力を与え続け、少量の空気を通過させることができます。この空気の圧力、出力圧力は1.5PSIになると予想される。

ゼロ調のI/P変換器、別名比例圧力調整器、すなわち550型と900型は、いくつかの例外を除いてゼロ調でないユニットと同様に動作します。両機種とも、供給されるパイロット室内のダイヤフラムに対して上向きに作用する負バイアススプリングを備えています。さらに、550型には一次側パイロット室から圧力を供給される二次側パイロット室があります。これらのユニットでは、パイロットチャンバー内に負バイアススプリングに打ち勝つだけの圧力が蓄積されるまでは、装置の出力圧力は0 PSIになると予想されます。したがって、どちらかのユニットが電源を失うと、出力圧力はすぐに0 PSIに低下する。